あんまりちゃんと書いてる暇がないので、さしあたり写真を挙げておこう。三月末のベルギーはアントウェルペン(アントワープ/アンヴェール)、凍り付きそうな雨が降り、外出禁止にしたい風が吹く冬の街でした。
中央駅。点前の標識は多分、風で倒れている。自転車乗ってる人は良く見たし、きっと簡単に使えそうな貸自転車も見つけたけど、ちょっと信じられないくらい風が強いので断念する。
ちなみに、この真っ赤な列車でパリから陸路で乗り付けて来た。
アントウェルペンの駅舎は中も素敵だった。赤い色が効果的。線路が上下に三本くらい重なって乗り入れていて、その間を階段とエスカレータがつなぐ。
け~ど、よそ者にはなかなかの迷宮で…。大体降り立って人の流れに沿って行くとインフォメーションセンターが見つけられそうなのだが、表示が分かりにくくて荷物を持ったままずいぶんうろうろ迷った。大きく見える表示がオランダ語(フラマン語)しかないので余計に。
なんとか見つけて、地図とホテルまでの道順を訊ねることが出来たのでよかったのだけど、アムステルダムみたいにぜーんぜん英語で事が足りて憎ったらしいくらいペラペラとか、ドイツ語圏スイスの要領で表示がことごとく三か国語、とかじゃないので少し驚いた。
雨の中で動き回るのに忙しくて忘れそうになってたけど、母親からのメールで思い出して、ベルギーワッフルも食べた。スタンドで焼いている。日本で普通に売られているマネケン(だったっけ?)のベルギーワッフルの1.7倍くらいあって、でもしっかりバターと砂糖の入ったリエージュワッフル。
クリームつけなくても十分甘くておいしいってわかってるけど、(クリームは缶からシュワーって入れる適当な奴だっていうこともわかってるけど)でも「クリームつけるかい?」って訊かれたら、つけてって言っちゃうよねえ。