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2016/09/29

やること山積み×体調不良×雨=泣き言をいうぞ!

 金木犀の香りが秋の気配と濃密な焦りを運んでくる新学期である。
 なのに蒸し暑いし、移動していた関係で都合2週間ほど雨続きだし、散々。「今年も残り1/4」の焦燥感と夏の暑さがひと段落したころに一気にくる不調と九月末から雪崩を打ってくる忙しさのなかで、180°ポジティブに「さあ、日常に負けずがりがり研究しよう!」な気分になるためには、絶対的に素敵な秋の靴が必要だ。なのに雨のせいでおろせない。くぅ・・!

 それに加えて、なんか色々出かけたりしてる所為かあちこち体調不良なのだ。これが厄年ってやつ?
 目の瞼が夏の間ずっと荒れているようなかぶれているような様子だったのだが、悪化したところ皮膚科に行ったら、しこたま怒られた挙句に、しばらく化粧水およびマスカラ的な液状化粧品禁止を言い渡された。処方された薬のお蔭で荒れはすぐに回復したけれど、その所為か他の理由か、もともと奥二重の瞼がちょこちょこ二重になってしまう。マスカラした奥二重よりノーメイクの二重の方が余程「顔」的な起伏を呈しているのがなんか無力感をつっついてくるんだけどそれだけでなく、二重になると光量調節がうまく出来ずピントが合いにくくなるので、なんだか始終ぼおっとして頭痛がする。二重の人々は日々どういう秘密でこの問題に対処してるのかしらん?(あと本当にどうでもいいけど今さらプチ整形とかしたのかとか思われたりしたら嫌だなあ、などとまさにどうでもいい感じの不安が胸中に去来したりもするからさらに面倒)。
 先週末からは内臓方面がよくわからんイカレ方をしていて、微熱が出たり、眠りがよくないので疲労感が続いている。先日の暫定的な診断通りだったら、薬を飲んで二日もすればもっと元気になりそうなのだが、たくさん眠れていないからか、回復している感触に乏しい。詳細な検査結果をみて、かなあ、とちょっと不安…。内臓系の体調不良って、考え方が暗くなりがちなのが嫌だ。

 身体だいじに、ここのところは出汁とって和風の大人しい汁物とか煮物とか続きだったので、今日はキャベツをトマト煮にしてクスクスと食べている。
クックパッド|トマトとキャベツのチキンしちゅー
↑このレシピが秀逸で、安くいつでもある材料ばかりでアッというまに作れるし、ノンオイルなのに食べごたえあってアレンジも効いて重宝です。私はいつも茸をたっぷり加えて作る。

2016/09/15

果てしなくおだつ

 久しぶりに会議が何故かこんな九月の真ん中にあったんだけど、鬱陶しく煩わしいのと同じくらいの針の振れ幅で人と仕事をすることが無闇に楽しく思えてきちゃって、足元にはカープセールのお蔭で秋の新作なのに10%オフで買えたスウェードのちょっとクラシカルなパンプス、心が変な具合に踊った挙句に随分と調子に乗って阿呆な行為に及んでしまった気がするのである。たまのことだからいいとするかね。困るとすれば、自分にしては珍しい奇行が、その時たまたま遭遇したけれど通常なら稀にしか会わない人々の前で発生した場合、常時とっぴんぱらりの浮かれポンチを嗜む淑女とみなされても仕方がないのである。まア、自分を常識の側に置いてそちらから他人を判断するような詰まらない役を演じるくらいなら、晴れやかに多彩なる非常識の一端を担って奇行を繰り出したほうがそりゃあ面白いでしょうかしらん。

人間とはかくも必然的に気違いであるので、気違いでないとは、狂気の別のひとめぐりによって、気違いであるということである。――パスカル



(この妙な躁状態のもう一つの原因はGame of Thronesシーズン4の最後二つのエピソードが控えめにいって感動的だったことにもあるかもしれない。あまり時間が取れないからすごくゆっくりしたペースで視聴しているけれど、このままいくと私の2016年はこのシリーズドラマで記憶されることになりかねない。)

2016/09/07

予告風に、写真だけ。

 波照間から稚内まで、とはいかないまでも、去年大人しくしていた分、随分と色々なところに行った夏だった。沖縄の旅より、ちょっとだけフライング。


 サトウキビ畑の広がる丘から見下ろす海、なんでもなさそうでなんでもなくない眺め。写真ではわかりにくいけれど、ちょうど水平線を船が走っていく。


 恩納村付近で、真栄田岬から夕暮れ時の海岸線沿いの長い散歩。


 ダイビングのライセンスが無事とれたので祝杯。グルクンマチ(姫鯛)のバター焼き。素揚げした後、ニンニクと醤油を利かせたバターで焼いてある。マズいはずがない。


 美ら海水族館。どこもかしこもハイビスカス。


 魚は面白い顔に限る。


 君もなかなかやるじゃない。


 たまに目があったりする、チンアナゴ。


 こんな光景が潜ったときにも見えたので、改めて名前を知って、お気に入りを記憶に留めたりする。