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2024/08/07

「考え方がちがうんだよね」

 これはちょくちょくおしゃべりする方々には面白くてお話し済のことなのですが。

 何を隠そう、今日は「ママの日」で、昨日は「(坊)の日」であった。つまり明日はまた「(坊)の日」になる。これは、昨日はご飯を食べてパウパトを見てちょっと遊んでからお風呂に入る日、今日は帰って即シャワーに入ってそのあとごはんの用意をする日ということだ。ごはんの用意をお風呂の後でするときには、坊が野菜を切るのを手伝ってくれる時もある。

 夏は湯冷めの心配もないし、保育園の帰りに必ず園庭でそこそこ遊んで汗をかくし、セミの抜け殻やら羽やら拾い集めたりバッタの餌を採集したりするうちにどういうわけかいろんなところに砂も潜ませているから、本当のところ帰ったら手を洗うくらいの感じでお風呂場に直行したいのである。メシの後にすると決まって「まだたくさん遊んでない!」だのなんだのとお風呂を渋られるからそれも面倒くさい。なので、暑くなり始めてしばらくは、「すぐお風呂に入ったら、ごはんのあと寝るまでずーっと遊べるよ!」と誘導してお風呂に入れていたのだが、荷物受け取りがあったか何したかでお風呂を後にした日があったあと、風呂直行を嫌がるようになってしまった。

 「今入ったほうが後でゆっくりあそべるよ」「Tシャツは汗だらけだし、ズボンも砂ついてて気持ち悪いでしょ」「お風呂入ったら涼しくなるよ」「クーラーもちょうどよくなるよ」と説得にかかってたのだが、そこで帰ってきたのが上の言葉。

 「考え方がちがうんだよね」「ままはおふろがさきがいいけど、(坊)はパウパトみてからがいいんだよね」

 そうか。

 私はこの件、夏の生活習慣として絶対おすすめのお風呂先ヴァージョンに説得して誘導するのが正解だと思っていたんだけど、そうじゃないのか、考え方が違うのか。となると、一方の考え方を押し通すのは最適解ではないかもしれない。

 「考え方ちがうときはどうしたらいいとおもう?保育園ではどうするの?」と試しに訊くと、「わからない。ほいくえんではそういうのはないの」そりゃそうか。

 それじゃあ、いい方法を教えてあげることにしよう。「ママはお風呂が先がよくて、(坊)は後がいいなら、一日づつ順番こにしたらいいんじゃないかな?」というと、「それはいいね!」だそうで。

 それから、一日交替にしたり、荷物受け取りとか外食とかイレギュラーのあった時は2日ごとに交代にしたり、なんだかんだうまくいっている感じです。

2024/06/27

これが…以下略!?

  従前。

 このおだてて鼻をかませる方法はなかなかうまくいった。

 しかし、一週間たったあたりで、やっぱり飽きてきたみたいで「そろそろ鼻かみたいだろうからティッシュを渡そうかな~!」といったら、信号が青に変わるタイミングまで待った挙句に「チャンスじゃなくなったよ!」だってさ。

 そして、そのまま細道に入ってくねくねを攻略し終わって駐車場ついて後ろを向くと。

 左鼻孔に左手人差し指、右鼻孔に右手薬指を突っ込んでファニーフェイスをしていらっしゃるではないか…!

 どうやらチャンスを見送った4歳児は鼻孔閉塞問題の原因物質を鼻水でなく鼻くそにカテゴライズしたらしい。思わず笑いながら、見事に収穫された鼻くそのためのティッシュを差し出し、一応わすれずに鼻に手をつっこむと風邪をひきやすいぞ!ちょくちょく手を洗えよ!といったけど、鼻ほじりの快感を知った幼児に届いて鼻ほじりをやめさせるような魔法の言葉があるだろうか(いや、ない)!

2024/06/21

これが「男の子育児」か!?

  いやはや毎日じめじめしますな!家族そろって眠りが浅くなりがちで、そこに朝からじめじめするから機嫌が悪化しがち。

 昨日、朝保育園までの車のなかで鼻をぐずぐずしている息子に「鼻かんだら?」とティッシュを差し出したら、なぜか猛然と怒りくるわれて、「なんでそんなこと言ってくるの!?」と半泣きで怒鳴りだし(なぜ?!)、ティッシュを持った私の手を靴を履いたまま蹴るので(むろん力は入っていないが)、私の方も「鼻が出てるからだよ!蹴らないで!いわれたくないなら言われたくないっていうだけでいいじゃん!」と言い返し、「いいじゃん!ってよくないの!だめじゃん!」と訳の分からない怒られかたをして、つまるところ喧嘩になったわけです。よくある話なんだけど。保育園では機嫌なおしてたっぽいけど。

 出勤前に喧嘩するのはしんどいから、もうすこしうまくやらなきゃな、と思っていたときに、SNS上のくだらん広告で「男の子はプライドが高い。褒めて育ててね!」みたいなのが出てきた。

 …はっきり申し上げますと、こういうの本当にやめてほしい。まるで女子はプライドがそう高くないみたいではないか。

 そうではない。我々のプライドは見上げて先が見えないぐらい高いけど、納得のいかないことで怒られたときに駄々捏ねないだけ。駄々捏ねないけど忘れないで心の中の『臥薪嘗胆ノート』に永久的に記し、機会があれば反撃すべく熟成させてるだけ。

 でもまあ、いい加減育ち切ったおじさんやらお兄さんやらのプライドを守るために「褒めて育てて」みたいな風潮は撲滅すべきですが、4歳児と朝のドライブをうまくやるために一歩譲るのは悪くない。そういえば『男子のトリセツ』でもそういう感じのこと書いてあったな。

 そして今朝。うわー、やっぱ鼻声だわ。「鼻かみなよー」という代わりに、ここで一ひねり。試しに「そろそろ格好いいお兄ちゃんは鼻がかみたくなるんじゃないかな~」「ティッシュ取りたくなったら言ってね~」「あ、信号だ、チャンスだよ~」といったら、なんと!

 「ママ、今がティッシュのチャンスです!」だってさ。これはキタぞ。それだけでなく、そのまま鼻をかみ始めるではないか。私もここぞとばかりに「あら、なんかとっても上手に鼻をかむ音がするな~!」「きっとすーっごくすっきりしてるんじゃないかな」「もう一回やったらもーっとすっきりするんじゃないかな」「うーん!やっぱりいい音!さすが年中さんは違うな~」とこのあたりになると、もう面白くなっちゃってきて何の漫才やねんな感じでオーバーリアクションしていて、そのうちにとっても楽しく保育園に着きました。

 いくら何でもちょろすぎるのではないだろうか?しかしまあ、しばらくは利用させてもらおう。


 ちなみに、「早くして」「いそいで」がなんか気に障るらしいんだけど、近頃は「電光石火だよ!」というと電光石火で動いてくれます。

2024/04/02

着物学び直し

  着物が着たくなったのだが、20年前茶道していた時に教わった着付けがしっくりこないので春のうちに、と隣町の呉服屋さんにワンコインで教わりに行っている。

 たぶん昔教わった方法は(*)、「時間がかかっても形にはなる/どんなに動いても見苦しく着崩れない」が重視されたスパルタなものだったし、ピンと張ったお太鼓至上主義だったし、学生茶道なので衿合わせがかなりストイックで最低限の抜き方だったと思う。お蔭で、今まで留学中含めて楽しみのために着た時にもとんでもない崩れ方をしたり下着がびろっと出たりそれを指摘されたことはないし、水商売みたいとか言われたりもしなかったので「二度と着るか」な気持ちになるようなことはなかった。都度疲れたけど。去年秋の七五三の時も、6時起きで着て2コマ授業したあとで写真館と神社を梯子したらへろへろになったし、今見るとコーディネートにもう一工夫加えていたら…とは思うが、写真を見て恥ずかしいほどではない(たぶん、ヴェリイに載っている最新流行のピエロみたいなセットアップの洋装よりは10年後も安心して見れるんじゃないかとも思ったりする)。ので、なんだかんだ、失敗したときに致命的にならないようなベースを作ってもらったんだなーと思い、そのおかげでまた着たいと思えるのはラッキーなことである。

 今回の着方教室は外せないポイントと遊んでいいポイントを動きながら教えてもらえるのが楽しいし、動きのコツなども参考になる。いつも着物でお店で立ち働いているご夫婦に、楽しいよ、姿勢直ってきたら崩れないよ、と言われたら説得力があるというもの。

 袋帯二重太鼓の前結びに続いて、長めの半幅帯を教えてもらう。運転にもオススメのカルタ結びがうまくきまって、脱ぐのがもったいないけど草履も足袋もないし……と脱ごうとしたら、「紬だしスニーカーで帰って大丈夫ですよ」と!スニーカーに柄のソックス、ショールを羽織って洋服を風呂敷包にして帰りながら、大丈夫とはいってもちぐはぐ感は否めないのだけど、ぶわーっと自由になったような気がして、嬉しくてついコンビニ寄ったりしてしまった。これで半襟を濃い目の色にしたりして、革っぽいシュッとしたスニーカーで、靴下は着物か靴ど同色か敢えてどこか色を取るかしたら、茶色の紬は受け止めてくれる気がする。この先スニーカーを新たに買うときに「着物で和洋ミックスは行けるか」は考えてしまいそうだ。ついでに和装で草履でお出かけのときに仰々しい感じや大人しくしなきゃいけない感じがしすぎたら足袋を色にするのもありかもしれない。どちらもお茶の着方ではありえないことだけど、厳しいスタンダードを一応知識として持ったうえで、敢えて踏み越えられるというのは随分と気持ちのいいことだと思う。…とまあ、格好よさげなことを言っているようだが、着付けの基本の手順も完全に度忘れしていたものがあったし、初めて聞く!みたいなのもあったので、たまに人に見てもらうのは本当に大事だとも思うのでした。

 

(*)先輩のうちに一式持っていって注意点を聴きながら一緒に着る、というのを2回ぐらいやって、茶会練習の時には着て授業を受けたあとタクシーで寺に行くのでまさにスパルタだった。茶会練習だけじゃ動けるようにならんな、と思って1年間お運びバイトをして、それでなんとか動けるようになった。

2024/03/01

さいきんのヒットなど

  四歳児はすごい。ほとんど自在に言葉を使い、周りもそれを自然なこととして対応してしまう。わからないことが出てきたら説明したら理解してしまう。これ2000円で安かったの!などと夫に言った言葉を拾って「せんはひゃくが十個だから高いよねえ」などと言っている。いつのまにか箸が使えたり、いつのまにかハサミで曲線を切っていたり、去年の夏に買ったときにはまだ乗っかるだけだった自転車を半年ぶりに出したら、いきなり漕ぎ始めてブレーキの実験始めたりする。私は車で自転車運んで空気入れただけ。びっくりだ。

ー朝の忙しいとき、私があたふたしながら急いで着替えさせようとしていたら

「ママ、こっち向いて?にっこりして?うん、すごくかわいい!40歳でとってもおおきいね!」

ー朝、私がシャツをずぼんに入れるか出すか迷っていたら

「そっち(入れるほう)はちょっとしぶいけど、そっちのほうがいいんじゃない?」

ー髪の毛伸びてきたなー、と言っていたら

「だいじょうぶだよ。ママ、もうすぐかんざしできるんじゃない?」

ー夜ごはんの終わりがけに

「きょうはさ、おみずがまだちょっと残ってるからとくべつにデザートたべることにしない?」(お酒が残ってるからツマミを出そうとする我々の習性に学んだか)

追記

ーレゴで街を作って遊んでいるとき、灰色の旧式電話の受話器状のものを拵えて

「これから、しんど7のじしんがおきます。じしんのときには、オッケーグーグルの『じしんすとっぷ』のぼたんをおすととまるんだよ。だれでもおしていいんだよ」そんなの本当にあったらいいのにね。