かなり手記の類を真面目に残している人を研究していると、言葉の威力というものは凄いもので、どうしても言葉の形で記された出来事や思考に頼ることになる。悪いことではないし、信頼できる一次資料であることは確かなのだけど、言葉の形で残っているのがすべてではないということは繰り返し心に留めておくべきだ。例えば私は、案外とこの瞬間この世界に生きている人のなかでは自分について色々の手段で文字で残すに飽き足らずに、うっかりみんなが読めるようなところに置きっぱなしにしちゃったりしている方だと思うけれど、だからと言って、文字に残されている部分が自分自身の経験のどれほどを表しているかというと、本当に微々たるものじゃないかと思う。そういってしまうと身も蓋もないような気分にもなるけれど、人ひとりの経験と印象の全体なんてものは、大前提としては身やら蓋やらに閉じ込めてわかった気分になれるようなものではない。そういう畏怖を持って、手掛かりが十分に限られたものであることを頭において、あちらこちらから拾ってきた小さな破片を、丁寧に紡いでいくこと。
お茶とお菓子を愛する北海道育ち。備忘録と、ひとりごと、ちょっと写真。 みずやそら(http://d.hatena.ne.jp/amie-12lune/)転生後です。
2015/05/06
2015/04/08
アントウェルペン写真など
あんまりちゃんと書いてる暇がないので、さしあたり写真を挙げておこう。三月末のベルギーはアントウェルペン(アントワープ/アンヴェール)、凍り付きそうな雨が降り、外出禁止にしたい風が吹く冬の街でした。
中央駅。点前の標識は多分、風で倒れている。自転車乗ってる人は良く見たし、きっと簡単に使えそうな貸自転車も見つけたけど、ちょっと信じられないくらい風が強いので断念する。
ちなみに、この真っ赤な列車でパリから陸路で乗り付けて来た。
アントウェルペンの駅舎は中も素敵だった。赤い色が効果的。線路が上下に三本くらい重なって乗り入れていて、その間を階段とエスカレータがつなぐ。
け~ど、よそ者にはなかなかの迷宮で…。大体降り立って人の流れに沿って行くとインフォメーションセンターが見つけられそうなのだが、表示が分かりにくくて荷物を持ったままずいぶんうろうろ迷った。大きく見える表示がオランダ語(フラマン語)しかないので余計に。
なんとか見つけて、地図とホテルまでの道順を訊ねることが出来たのでよかったのだけど、アムステルダムみたいにぜーんぜん英語で事が足りて憎ったらしいくらいペラペラとか、ドイツ語圏スイスの要領で表示がことごとく三か国語、とかじゃないので少し驚いた。
雨の中で動き回るのに忙しくて忘れそうになってたけど、母親からのメールで思い出して、ベルギーワッフルも食べた。スタンドで焼いている。日本で普通に売られているマネケン(だったっけ?)のベルギーワッフルの1.7倍くらいあって、でもしっかりバターと砂糖の入ったリエージュワッフル。
クリームつけなくても十分甘くておいしいってわかってるけど、(クリームは缶からシュワーって入れる適当な奴だっていうこともわかってるけど)でも「クリームつけるかい?」って訊かれたら、つけてって言っちゃうよねえ。
2015/03/26
信じがたい阿呆があり得ない幸運で助かった話
海外旅行(出張/留学/etc. )に行くときというのは、前回のリストみたいにしていろいろと準備が必要なのだが、結局のところは「パスポートとカードがあれば後は何とかなるから!」に尽きる。
あとは遅刻をしないこと。もっとも、私なんぞはドキドキしちゃって遅刻なんてそうそうできそうにない。寝坊したり浴びるように飲んでて時間の感覚をなくしたりして、飛行機に遅れた武勇伝など聞くと、「なんて大胆な人なんだ★」と感心してしまう始末。んなもんだから、ましてパスポートを忘れるなんていうのは、別世界でしか起こりえないことだと思ってました。
あとは遅刻をしないこと。もっとも、私なんぞはドキドキしちゃって遅刻なんてそうそうできそうにない。寝坊したり浴びるように飲んでて時間の感覚をなくしたりして、飛行機に遅れた武勇伝など聞くと、「なんて大胆な人なんだ★」と感心してしまう始末。んなもんだから、ましてパスポートを忘れるなんていうのは、別世界でしか起こりえないことだと思ってました。
まっさか、自分がパスポート忘れて、飛行機に乗り遅れるかの瀬戸際に立つことになるなんてね!!!
正確には、パスポートだと思って持っていたのが、すでに穴をあけた期限切れパスポートの方だったことに広島空港で気付いたのだ。
時刻は8:20。飛行機出発が9:10。チェックインカウンターで「こちらもう無効になっているものみたいなのですが」と言われて、言葉を失った。うわあ…やってしまった…。
時刻は8:20。飛行機出発が9:10。チェックインカウンターで「こちらもう無効になっているものみたいなのですが」と言われて、言葉を失った。うわあ…やってしまった…。
カウンター係員の方は流石に立ち直りが早い。私が片道一時間くらいかかるだれもいない家に確実に有効なパスポートを置いてきていることを確認すると、ほぼ間髪入れずに国内線の振り替えが可能か確かめ、10:30発の便なら羽田~成田の乗り換えが規定より五分足りなくなるが間に合う可能性は高いからどうか、と勧めてくださる。羽田~成田が五分足りないのは余程でないかぎり大丈夫だろうが、出発まで二時間ちょっとの間に家までの往復ができるかが問題だ。私は、新幹線という選択肢を頭に置きつつ(それはちょっと調べただけで無理そうなことが判明した)荷物は全部持って空港を出た。
近くの民営駐車場まではシャトルバスを待つ暇がないのでタクシー。運転手さんは、私の大荷物を見て「旅行だったんですか?」と世間話を切り出すも、私が「だったんですが忘れ物しちゃって取りに家に戻るんです」というと黙ってしまった。
車のナビは高速道路を使って9:15、使わないで9:30に家につくというので、河内から山陽自動車道に乗った。すぐに本郷からの長い登り坂が始まると、私の可愛いパッソではどう頑張っても100キロ以上は出ないのだが…と、ふにゃふにゃ考えてたら、なんと工事のために一キロの渋滞。これで10分ばかりロスを食らう。
私は書き終えていない月末までの論文のことを考えて、いっそのことこれは大人しく自分の家で論文をということなのじゃないか?とえらく自信を無くしてしまう。だったら前日(卒業式&謝恩会)もっとちゃんと飲めたのに~なんてどうでもいいことも考える。目の前にシャンパンがあったのにジンジャーエールで我慢してたのは飛行機に間に合うためだったのに!なんて阿呆をやってしまったことか。その後少し取り戻すものの、再度尾道に入る直前で工事に遭遇し、結局9:25分に家についた。
幸いパスポートはすぐに見つかった。鍵をかけて、今のままでは極めて危うい今度のパリ行について方針を立てる。
すなわち、(1)まずは生命と安全を確保、つまり、自暴自棄になって事故を起こすほどの事態ではない。それくらいなら飛行機を逃したほうがましだ。まあまた機会はあるだろう。ということで、法定速度の超過はなしね。(2)そして、行けようが行けまいが論文は書くこと。なんだか論文がかけていない罪悪感とテンパりようが微妙に危険な方向に結びついて自分の思考を歪めつつあったので(書けてないからこんなバカなことになるんだ!とか)それとこれとは別に考えなければならない。最後に(3)あきらめないで、とりあえず羽田まで、それから成田へ、行ってみること。
ちなみに、この日朝ごはんは優雅に空港で食す予定だったので、この時点でかなり空腹だったのだが、(1)の生命の危機に該当するほどではないと判断して我慢して突破することとした。
広島空港までは今度は下道を使う。ナビがいうには到着予定は10:30。いう通りなら万事休すだが、少し混んでも三原のバイパスで大体10分、空港に向かう山道で頑張れば5分は稼げるはず。駐車場は涙を呑んでちょっと割高な県営を使えば…と色々考えつつ、そのうち色々どうでもよくなってきて、もういい、なるようになれ、とついてみたら10:12だった。
駐車場から三個の荷物を持って走り、14分にカウンターについてからはちっちゃい地方空港の本領発揮。全日空の係員さんに「間に合いましたね!!」と迎えられ、すぐに荷物を預けて保安検査場を通って…というのを5分で終えて、なんと飛行機に乗り込む前にサンドイッチを買うこともできた。これでもう、自分の過失による生命の危機はない!
なんだか何事もなかったみたい!羽田についてみたら、荷物は優先的に出してもらえ、そのまま五分後のバスで成田へ。その後も、人の少ない平日ということもあり、驚くほどスムーズに旅程をこなすことが出来た。
最後にちょっとだけ怖い話。成田へ向かうバスが検問を通過する際、パスポートの提示を求められてふと思ったのだが、実は、広島空港からの国内線では必ずしもパスポートを見せる必要はない。どうしますか、と聞かれてじゃあ、と取り出したのが期限切れで、何とか家まで取りに戻ることが出来たのだが、もし広島で出していなければ、今ここで、成田へ向かうバスの中でパスポートがないことに気付くことになっていたかもしれない。そうなったらもう、完全に取り返しはつかなかった。
ちょっと信じがたいほど運がツイていたのだと思う。お蔭で、もっと信じがたいほど阿呆なことをしていたのに思いがけなく助かってしまった。
私は書き終えていない月末までの論文のことを考えて、いっそのことこれは大人しく自分の家で論文をということなのじゃないか?とえらく自信を無くしてしまう。だったら前日(卒業式&謝恩会)もっとちゃんと飲めたのに~なんてどうでもいいことも考える。目の前にシャンパンがあったのにジンジャーエールで我慢してたのは飛行機に間に合うためだったのに!なんて阿呆をやってしまったことか。その後少し取り戻すものの、再度尾道に入る直前で工事に遭遇し、結局9:25分に家についた。
幸いパスポートはすぐに見つかった。鍵をかけて、今のままでは極めて危うい今度のパリ行について方針を立てる。
すなわち、(1)まずは生命と安全を確保、つまり、自暴自棄になって事故を起こすほどの事態ではない。それくらいなら飛行機を逃したほうがましだ。まあまた機会はあるだろう。ということで、法定速度の超過はなしね。(2)そして、行けようが行けまいが論文は書くこと。なんだか論文がかけていない罪悪感とテンパりようが微妙に危険な方向に結びついて自分の思考を歪めつつあったので(書けてないからこんなバカなことになるんだ!とか)それとこれとは別に考えなければならない。最後に(3)あきらめないで、とりあえず羽田まで、それから成田へ、行ってみること。
ちなみに、この日朝ごはんは優雅に空港で食す予定だったので、この時点でかなり空腹だったのだが、(1)の生命の危機に該当するほどではないと判断して我慢して突破することとした。
広島空港までは今度は下道を使う。ナビがいうには到着予定は10:30。いう通りなら万事休すだが、少し混んでも三原のバイパスで大体10分、空港に向かう山道で頑張れば5分は稼げるはず。駐車場は涙を呑んでちょっと割高な県営を使えば…と色々考えつつ、そのうち色々どうでもよくなってきて、もういい、なるようになれ、とついてみたら10:12だった。
駐車場から三個の荷物を持って走り、14分にカウンターについてからはちっちゃい地方空港の本領発揮。全日空の係員さんに「間に合いましたね!!」と迎えられ、すぐに荷物を預けて保安検査場を通って…というのを5分で終えて、なんと飛行機に乗り込む前にサンドイッチを買うこともできた。これでもう、自分の過失による生命の危機はない!
なんだか何事もなかったみたい!羽田についてみたら、荷物は優先的に出してもらえ、そのまま五分後のバスで成田へ。その後も、人の少ない平日ということもあり、驚くほどスムーズに旅程をこなすことが出来た。
最後にちょっとだけ怖い話。成田へ向かうバスが検問を通過する際、パスポートの提示を求められてふと思ったのだが、実は、広島空港からの国内線では必ずしもパスポートを見せる必要はない。どうしますか、と聞かれてじゃあ、と取り出したのが期限切れで、何とか家まで取りに戻ることが出来たのだが、もし広島で出していなければ、今ここで、成田へ向かうバスの中でパスポートがないことに気付くことになっていたかもしれない。そうなったらもう、完全に取り返しはつかなかった。
ちょっと信じがたいほど運がツイていたのだと思う。お蔭で、もっと信じがたいほど阿呆なことをしていたのに思いがけなく助かってしまった。
2015/03/19
旅の持ち物備忘録
早くも三月の後半に入り卒業式まで秒読みにもかかわらず、年始の変なテンションで決めた仕事をサクサクと消化できないまま、とにかく肩が凝っている。家にも学校にも、仕事場にでかでかと「Done is better than perfect」と書いて貼っておきたいくらい、というか実際には研究室にはすでに控えめな付箋で貼ってあるのだが、それじゃ足りないくらい変なプレッシャーまみれ。幸いなのは京都と違って花粉症の症状が軽くて済んでいること。
こういうときに、具体的なレベルの考え事を頭の中に飼っておくと余計に混乱を招くので、ここで思い立って旅行用の荷物リストを作ってしまおうと思う。国外用。
1, まずは必須品。すべて機内。
1-1, パスポート
1-2, 控え類:航空券eチケット、宿の予約確認書、電車のeチケット、旅行保険の契約書・・・なお、これらすべてとパスポートはPdf化してiPadとパソコンに入れておくこと。
1-3, 財布・・・中にはクレジットカード二枚、海外で使えるキャッシュカード、図書館・資料館カード、予備の1万円札、前回余ったメトロの切符や外貨
1-4, 名刺入れ兼カードケース・・・中には名刺数枚、イコカ
1-5, 眼鏡
1-6, コンタクトケース、予備のコンタクト、コンタクト液の小瓶
1-7, 家の鍵・・・ちなみにこれにはメモリスティックがついている
2, 電気系
2-1, パソコン、ケーブル、海外用ケーブル・・・機内。
2-3, iPad、ケーブル・・・機内。中に関連する論文を入れておく
2-3, デジカメ、充電器・・・預け。
2-4, ポータブルHDD・・・預け。
2-5, 電子辞書、充電ケーブル・・・場合による。本体は機内か。
2-6, 海外用プラグ・・・預け。
3, 仕事関係
3-1, 紹介状、面会の約束のメールプリントアウト、英文在職証明など・・・これもpdfでも持っておく
3-2, ペンケース・・・中には黒い細ペン、えんぴつ、赤ペン
3-3, 仕事途中のノート、暇なときに読みたい論文のプリントアウト
3-4, (おみやげ)
4, リラックス
4-1, 夢中で読める本・・・機内
4-2, 耳栓、イヤホン・・・機内。耳栓でどれだけ旅が楽になることか!
4-3, 落書きノート・・・機内
4-4, ワインオープナー、割りばし、小さなナイフ・フォーク・スプーン・・・預け。キッチン付でないとこに宿泊の時に、これらは意外に使える。
4-5, 地図、(旅行ガイド)・・・預け
4-6, クロックス・・・機内。これはバレエシューズみたいな形のやつ。かさばらなくてホテルの中など楽でよい。
4-7, (エッセンシャルオイル・・・預け。宿のにおいが好みでなかった時のために)
5, 身だしなみ・・・顔
5-1, クレンジングの小瓶、洗顔料・・・機内サイズ、あるいは長期の場合は別にサンプルサイズのを機内持ち込みに。
5-2, シャンプー、トリートメント、ボディーソープ・・・預け。小さいサイズを買っておく。
5-3, 化粧水・乳液・・・機内。いつも使ってるのを小瓶に移して持参している。
5-4, マッサージオイル、ヘアオイル・・・預け。
5-5, 化粧品ポーチ・・・機内。
5-6, タオル・・・大きめのハンドタオルを機内へ、ほか、ハンドタオル複数、ドミトリー宿泊予定ならバスタオルも。
5-7, 洗濯するときは、日本から小分けされた洗剤を持っていくと話が早い。
6, 身だしなみ・・・衣類
6-1, 下着一セットは機内へ。
6-2, 下着、寝るときに着るもの・・・預け。実は多めに持って行ったほうが楽。
6-3, ボトム・・・一つは緊張する人と会う用事でも着られるもの、一つはだらだらできるもの。(この二つは一つで済む場合もある)
6-4, トップス・・・一つは緊張する人と会う用事でも着られるもの、一つは十数時間着ていても全く肩の凝らないもの、一つはパーティやコンサートで着られるもの(場合によってはワンピース)、あるいはこの条件の複数を満たすもの。
6-5, ジャケット、カーデガン
7, 身だしなみ・・・付属品
7-1, 靴・・・きちんとして見えていくらでも歩けるもの、お洒落できるもの、楽なもの、あるいはこの複数を満たすもの(楽なもの、は4-6クロックスで併用可)
7-2, コート類
7-3, アクセサリー何点か
7-4, スカーフ、マフラーいくつか
7-5, 季節もの(水着?カイロ?手袋?帽子?サングラス?)
7-6, 折り畳み傘
こういうときに、具体的なレベルの考え事を頭の中に飼っておくと余計に混乱を招くので、ここで思い立って旅行用の荷物リストを作ってしまおうと思う。国外用。
1, まずは必須品。すべて機内。
1-1, パスポート
1-2, 控え類:航空券eチケット、宿の予約確認書、電車のeチケット、旅行保険の契約書・・・なお、これらすべてとパスポートはPdf化してiPadとパソコンに入れておくこと。
1-3, 財布・・・中にはクレジットカード二枚、海外で使えるキャッシュカード、図書館・資料館カード、予備の1万円札、前回余ったメトロの切符や外貨
1-4, 名刺入れ兼カードケース・・・中には名刺数枚、イコカ
1-5, 眼鏡
1-6, コンタクトケース、予備のコンタクト、コンタクト液の小瓶
1-7, 家の鍵・・・ちなみにこれにはメモリスティックがついている
2, 電気系
2-1, パソコン、ケーブル、海外用ケーブル・・・機内。
2-3, iPad、ケーブル・・・機内。中に関連する論文を入れておく
2-3, デジカメ、充電器・・・預け。
2-4, ポータブルHDD・・・預け。
2-5, 電子辞書、充電ケーブル・・・場合による。本体は機内か。
2-6, 海外用プラグ・・・預け。
3, 仕事関係
3-1, 紹介状、面会の約束のメールプリントアウト、英文在職証明など・・・これもpdfでも持っておく
3-2, ペンケース・・・中には黒い細ペン、えんぴつ、赤ペン
3-3, 仕事途中のノート、暇なときに読みたい論文のプリントアウト
3-4, (おみやげ)
4, リラックス
4-1, 夢中で読める本・・・機内
4-2, 耳栓、イヤホン・・・機内。耳栓でどれだけ旅が楽になることか!
4-3, 落書きノート・・・機内
4-4, ワインオープナー、割りばし、小さなナイフ・フォーク・スプーン・・・預け。キッチン付でないとこに宿泊の時に、これらは意外に使える。
4-5, 地図、(旅行ガイド)・・・預け
4-6, クロックス・・・機内。これはバレエシューズみたいな形のやつ。かさばらなくてホテルの中など楽でよい。
4-7, (エッセンシャルオイル・・・預け。宿のにおいが好みでなかった時のために)
5, 身だしなみ・・・顔
5-1, クレンジングの小瓶、洗顔料・・・機内サイズ、あるいは長期の場合は別にサンプルサイズのを機内持ち込みに。
5-2, シャンプー、トリートメント、ボディーソープ・・・預け。小さいサイズを買っておく。
5-3, 化粧水・乳液・・・機内。いつも使ってるのを小瓶に移して持参している。
5-4, マッサージオイル、ヘアオイル・・・預け。
5-5, 化粧品ポーチ・・・機内。
5-6, タオル・・・大きめのハンドタオルを機内へ、ほか、ハンドタオル複数、ドミトリー宿泊予定ならバスタオルも。
5-7, 洗濯するときは、日本から小分けされた洗剤を持っていくと話が早い。
6, 身だしなみ・・・衣類
6-1, 下着一セットは機内へ。
6-2, 下着、寝るときに着るもの・・・預け。実は多めに持って行ったほうが楽。
6-3, ボトム・・・一つは緊張する人と会う用事でも着られるもの、一つはだらだらできるもの。(この二つは一つで済む場合もある)
6-4, トップス・・・一つは緊張する人と会う用事でも着られるもの、一つは十数時間着ていても全く肩の凝らないもの、一つはパーティやコンサートで着られるもの(場合によってはワンピース)、あるいはこの条件の複数を満たすもの。
6-5, ジャケット、カーデガン
7, 身だしなみ・・・付属品
7-1, 靴・・・きちんとして見えていくらでも歩けるもの、お洒落できるもの、楽なもの、あるいはこの複数を満たすもの(楽なもの、は4-6クロックスで併用可)
7-2, コート類
7-3, アクセサリー何点か
7-4, スカーフ、マフラーいくつか
7-5, 季節もの(水着?カイロ?手袋?帽子?サングラス?)
7-6, 折り畳み傘
2015/02/15
フィクションの土曜
週末になる瞬間にどうやら気が抜けたみたいで、土曜は朝起きた瞬間から呆けて仕方がなかったので、この際一日呆けることにした。軽くご飯を食べてから、ピアノを小一時間。昼過ぎに家を出て駅前の尾道浪漫珈琲でチョコレートとアイスと生クリームとイチゴののった「ヴァレンタインワッフル」を黙々とたいらげる。それから駅前の映画館で『悪童日記』。その後大学の卒業・修了制作展を梯子した。
こういうとふらふらっと気の向くままに動いているようだが、完全に計算ずくの一人遊びであり、照準は14:30始まりの映画である。何しろ単館、ちょくちょく好みど真ん中のがかかるのに、大体一日一回だから、余程気を付けてスケジュール調整しないと逃してしまう。今回も真昼間だから土日のうちに行かなければと息巻いていたわけだ。
『悪童日記』はアゴタ・クリストフの同名小説の映画化で、主人公が男の子の双子なのだが、それを本当の双子が演じている。あれを映像になんてできるのかしら、と疑いながら見たけど、そう、第一部だけだからできるのだった。途方もなくリアルで救いのないおとぎ話として、むしろかなり効果的だ。冷たい灰緑色の支配する風景が、一瞬長閑に見えたと思ったらすぐに容赦ない厳しさに戻るところ。最初に一瞬出てくるブダペストのいかにも裕福そうな室内との落差は激しい。石造りの街が爆撃されるときの音もかなり怖い。双子や隣の女の子は、私が考えていたよりも大きいけど、その分生々しさがある。殺伐とした状況で生き延びるために、自分たちで訓練によってお飾りめいた「人間性」ー弱さとか迷いとかに近いタイプのーを少しずつ剥ぎ取っていくような双子の表情は凄くいい。老人たちの顔もいい。三部作を久しぶりに読み返したくなった。
何となく興が乗って、夜ご飯のあと、買ってあったピエール・ルメートルのミステリ『その女アレックス』も読んでしまった。賞をいくつか取っているようで、この辺りの本屋でも平積みにしてある、珍しい翻訳本だ(邦題はもうちょっと格好よくならなかったのかなあという気もするけれど)。
そして、これがまたとんでもない徹夜本である。
描写が結構細かいんだけど、それでリズムが遅くなるわけではなく、翻訳もほどほどライトで読みやすい。その「アレックス」という謎の女にかかわる事件を追う刑事グループの班長と「アレックス」の視点が(三人称で)交代にきてぽんぽん新しいことが分かっていく。というか謎の中心であるアレックスの心理描写をはじめっからガンガン入れてくるのに、この子のことは最後の最後まで新情報が目白押しで分からないままなのだ。
うっかり三分の二くらい読んだところで深夜二時を回って体力がつきたので、目を閉じたのだけど、頭は完全に続きを考えて無限ループに入ってしまい、久々にあの自分が布団にいることを理解しているのだけど全身の感覚が全くなくって、どんな姿勢をしているのか、体重がどうなっているのかわからず、ただその「ない」感覚と同時並行して次は誰を?なぜ彼らを?と脳みそが高速回転している、ほとんど金縛りみたいな状態になった。
結局あきらめて目をあけたら四時で、五時半までかかって終わりまで読んだ。日曜が休日だったのは幸いだ。
まあ、面白かった。けど、『ミレニアム』シリーズの方が好みかな。敵のスケールはだいぶん違うわけだが、なんか味方の多彩さにおいて。
こういうとふらふらっと気の向くままに動いているようだが、完全に計算ずくの一人遊びであり、照準は14:30始まりの映画である。何しろ単館、ちょくちょく好みど真ん中のがかかるのに、大体一日一回だから、余程気を付けてスケジュール調整しないと逃してしまう。今回も真昼間だから土日のうちに行かなければと息巻いていたわけだ。
『悪童日記』はアゴタ・クリストフの同名小説の映画化で、主人公が男の子の双子なのだが、それを本当の双子が演じている。あれを映像になんてできるのかしら、と疑いながら見たけど、そう、第一部だけだからできるのだった。途方もなくリアルで救いのないおとぎ話として、むしろかなり効果的だ。冷たい灰緑色の支配する風景が、一瞬長閑に見えたと思ったらすぐに容赦ない厳しさに戻るところ。最初に一瞬出てくるブダペストのいかにも裕福そうな室内との落差は激しい。石造りの街が爆撃されるときの音もかなり怖い。双子や隣の女の子は、私が考えていたよりも大きいけど、その分生々しさがある。殺伐とした状況で生き延びるために、自分たちで訓練によってお飾りめいた「人間性」ー弱さとか迷いとかに近いタイプのーを少しずつ剥ぎ取っていくような双子の表情は凄くいい。老人たちの顔もいい。三部作を久しぶりに読み返したくなった。
何となく興が乗って、夜ご飯のあと、買ってあったピエール・ルメートルのミステリ『その女アレックス』も読んでしまった。賞をいくつか取っているようで、この辺りの本屋でも平積みにしてある、珍しい翻訳本だ(邦題はもうちょっと格好よくならなかったのかなあという気もするけれど)。
そして、これがまたとんでもない徹夜本である。
描写が結構細かいんだけど、それでリズムが遅くなるわけではなく、翻訳もほどほどライトで読みやすい。その「アレックス」という謎の女にかかわる事件を追う刑事グループの班長と「アレックス」の視点が(三人称で)交代にきてぽんぽん新しいことが分かっていく。というか謎の中心であるアレックスの心理描写をはじめっからガンガン入れてくるのに、この子のことは最後の最後まで新情報が目白押しで分からないままなのだ。
うっかり三分の二くらい読んだところで深夜二時を回って体力がつきたので、目を閉じたのだけど、頭は完全に続きを考えて無限ループに入ってしまい、久々にあの自分が布団にいることを理解しているのだけど全身の感覚が全くなくって、どんな姿勢をしているのか、体重がどうなっているのかわからず、ただその「ない」感覚と同時並行して次は誰を?なぜ彼らを?と脳みそが高速回転している、ほとんど金縛りみたいな状態になった。
結局あきらめて目をあけたら四時で、五時半までかかって終わりまで読んだ。日曜が休日だったのは幸いだ。
まあ、面白かった。けど、『ミレニアム』シリーズの方が好みかな。敵のスケールはだいぶん違うわけだが、なんか味方の多彩さにおいて。
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