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2013/10/06

いちねんの重さ

 やべーこら、10月始まっちゃってます。
 やることがほど良く目白押しで平日日中は目が回りそう。結局仕事を持ち帰ってしまうので夜もごそごそ家でやっている内に、夜遅おやつを食べるのもうっかり忘れてほのかにスレンダーになりはじめたる心地ぞしける。しかれども金木犀の香を聞き夕暮れの涼に身を浸すにつけても秋来ぬことのものさびしく心細くおぼゆれば、鮭ときのこを買い来ては存分に煮焚きし、郷里の焼き物などしけるこそたのしくげに腹膨れぬれ。とかなんとか言ってるうちに本気でとち狂って夜中にアップルパイとか焼きだしそうである。怪しげな擬古文吐いているうちはまだましだ。
 来年の手帳を買ってしまった。なんとここへきて初めての「ほぼ日」である。しかもカズン(倍の大きさ=A5相当)。
 ちなみに私は、予定は週一単位で入ってくることが多いし、物を考えるときは一覧になっていてほしいので、今までは専らウィークリーのを使っていた。紙質とお洒落さから、クオ・ヴァディス、しばらくイタルノートだったが、去年思い立って一日の時間割が縦に書きこめるビジネス・プレステージに。問題はないんだけど、予定と借りる本と使ったお金くらいで埋まってしまい、考え途中の物事とか、準備の進展具合を整理するのには別のノートが必要になる。ところがその別のノートというのが、ど~うも浮気してしまって、その日の気分によって変わるので、考えてることの断片的なバックアップがいろんなノートに散乱しているような状態が続いていた。これは、手帳がというよりは手帳以外のノートを特別扱い出来ない自分の習性が悪いのである。でも、その習性を利用して、全部書けそうな手帳にしたらそれだけ持ち歩けばいいんじゃないのー!っと思って、ウィークリーもついてるデカいほぼ日に白羽の矢を飛ばしたという、それが今回のことのあらまし。ウィークリーに加えて一日一頁が付いているA5の冊子というのは、しかしなかなかのごっつさなので、常時持ち歩きながらスマートでいるにはなにか徹底的な工夫が必要そうだ。