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2022/09/07

シンクロニシティ

 昔、基礎化粧品については口コミやレビューを見るより親族の使ってるものが肌質に合うから一番だよ!みたいな見解を見たことがあるのですが、別に意識的に参考にしなくても選ぶものが似通ってしまうというのは姉妹あるあるらしい。

 私に妹が二人いる話は界隈では有名だが、上の妹とは、昔からとにかくよくかぶる。おそらく同居していたころに、私に憧れまくってた妹が、一挙手一投足に学習を極めて趣味をインストールしてしまったのではないかと勝手に推測するのだが、正確には服装をはじめテイストはわずかに違うし、骨格も合う色相も少し異なり、我々それを意識している。にもかかわらず、たまに私が東京に出るときに一緒に遊ぼうとなったらだいたいアイテムがかぶっていて、下手したら三人とも同じ無印良品のニットカーディガンとかだったりする。冬靴を買わなければ、という年に入手したのが似た黒のスムースレザーのくるぶし丈ショートブーツだったり、ベージュにもいろいろあるだろうに春コートの色味がステルス級に同じだったりする。ある時は、クリスマスプレゼントにリクエストして買ってもらった石ついた指輪が同じブランドの色違いだった。プレゼントをもらう話も指輪にする話も事前には一切していなかった。夫たちはひたすら気味悪がっていた。その時はまだ夫じゃなかったかもしれないが。

 この偶然の一致の極致が、一週間違いの予定日で妊娠し、10日差で男子を出産したことだろう。夫たちはひたすら気味悪がっていた。お互い、子供を望んでいたことすら知らなかった。もう驚くことなどないと思ったものである。

 そしたら、昨日、コメ炊き忘れたし疲れたから坊と私の夕食はココイチにしちまえーっと、から揚げ付きキッズカレーとカキフライカレーをテイクアウトし、「台風だしさぼったよー」とラインしたところ、まさかの!東京の妹宅で甥っ子がから揚げ付きキッズカレーのテイクアウトを食べる写真が届いたのである。ひさしぶりにちょっと驚いた私は、早速二枚の写真を並べて夫に報告したところ、「うけるね」と一言。して坊のズボンが白っぽいのにカレーの染みが付くのではないかと心配していた。もはや気味悪さも吹っ切れたようです。

2022/09/01

乗り物あつまれ

 2歳8か月現在の備忘として

乗り物一般:「タイヤあるやつ」

・電車

山陽本線普通:「黄色い電車」

新幹線諸々、桃太郎(貨物列車):その名称で

山の手線:「やまのせてん」

地下鉄丸ノ内線:「パパの赤い電車」

・働く車

ブルドーザー、ホイールローダー、コンクリートミキサー車、ダンプトラック、コンテナトラック、タンクローリー、フォークリフト、ウイングトラック、ごみ収集車、路線バス、幼稚園バス:その名称で

軽トラ:「小さいトラック」あるいは「けいととらっく」

クロネコヤマトの宅配車:「ニャンニャントラック」

ヤマザキパンの運搬車:「パンパントラック」

サカイの引っ越しトラック:「パンダちゃんトラック」

*追記 現金輸送車:「げんきんせいそうしゃ」(マネーロンダリングというやつ…これ、農協あたりでよく見る警備会社の窓つぶしたバンを「現金輸送車かな」といったら気に入ったみたい)

・普通車他

日産ノート(赤):「ママの赤い車」「ママの赤い車とおんなじやつ」

日産ノート(ほかの色):「ママの赤い車のほかのやつ」「ママの車とおなじやつ」

その他の赤いコンパクトカー:「赤い車」

オレンジ色のコンパクトカー:「おねえさんのオレンジの車」(同じ駐車場の幼稚園のお姉ちゃんのところが乗っているので)

トヨタクラウン(白・銀):「しゃちょうの車」(同じ駐車場の「社長」のところに停まっているので)

トヨタプリウス(白):「ぷりうすのよその車」

トヨタプリウス(黒):「お兄さんの車」(同じ駐車場で男性が乗っているので)

軽自動車一般:「黄色いなんばんプレートの車」

ミニバン一般:「バスみたいな車」

SUV一般:「かっこいい車」「大きいタイヤの車」

ジープ:「じーぷの車」「かっこいい車」

トヨタの黒いピックアップトラック:「かっこいい車」


多くは、会話の中で私が何気なく言った言葉を拾って使っているのだろうが、最後3行は私が口にした覚えはあまりない(SUVよりスポーツカー風のが格好いいと思う、ので図鑑ではフェラーリの赤いやつを「これママの車だね!」、駐車場にあるアルファ・ロメオを「これママの車にそっくりね!」とか言ってホラ教えてます)ので、多分本人の好みなのだと思う。ちなみに、ピックアップトラックが一番目が輝いている。男子が最近人気のSUV欲しがるのは二つ子の魂かしらん。