少し間があいてしまった。その間にいくつか緊張する出来事があったり帰省したりして、夏休みっぽい夏休みにもそろそろ飽きてきたところだ。今日は少しましになったが(尾道で目覚ましがなるまで寝ていられたのは一か月ぶりくらいじゃないだろうか)、ここ数日の暑さときたら、21時を過ぎてもお湯の中にいるようで本当にまいってしまう。
そういえば今年は久方ぶりに本物の花火を間近で見た。場所取りのようなことはしなかったから、密集した建物と人だかりの合間をぬって、だが、かなり近くから。
いつも花火大会の季節になると美しい写真や動画がネットにあがるけれど、花火の(特に)写真と実物の花火は全く別のものですね。綺麗に撮影された写真の、緩やかに放射状に広がる光線とは色も形も全く違う。花火はどっちかっていうと時間芸術なんだろう。目玉のプログラムとして「音楽花火」なるものがあり、大音量の録音に併せてスターマインが打ち上げられるので、かなり盛り上がる。ただまあ、やっぱりスピーカーを通って割れた音楽はしっとり花火の愉しみにはやや邪魔でもあって、むしろBGMなしのスターマインのプログラムで、視覚的効果だけでなくリズムや盛り上がりをきちんと音楽的に組み立てるのが大事なんじゃないかなあ、などと考えていた。好みは変わるもので、小さいころは断然ガンガン打ち上げられるものがよかったけれど、近頃は雑なスターマインよりも早打ちに魅かれる。
先日は、春に一度訪れた弓削島の商船高専裏手の海水浴場に寄ってみた。松の木で縁どられた小さな砂浜には近くの親子連れや水泳教室風のグループなどがちらほら。シーズン中の土曜でも鄙びた風情が変わらず、よい雰囲気の場所なのだ。
海月が増えつつある近頃だと、水遊びは海より川のほうがお薦めだというので、今度は北に行ってみたいな~。
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