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2021/06/28

『ピエタとトランジ』が素晴らしすぎて子のことを忘れてた話

 この週末は久々にワンオペだったのだけど、二人して体調がマシだったのもあってとても平和で、今朝も何となく余韻に浸っている感じでした。

 中でも藤野可織『ピエタとトランジ』読めたのが素晴らしかった。「こういうの」あんまりなかったし、現れてくれていたことが嬉しいし、もっと増えたら嬉しい。なんというか、一般的な意味ではないけど非常に道徳的な小説だと思う。昨今のリアル引きこもり生活からすると、流行性の他殺の蔓延で世界が引きこもりがちなあたりも微笑みを誘う。

 道徳といえば『ピーターラビット』で小さな生き物が戦闘手段の一つとして人間のアレルギー体質を利用してアナフィラキシーを引き起こさせるのは、単に爆破とかするより邪悪に思えるのはなんなのでしょう。ヒトが撃たれるより犬が撃たれるほうが残虐な映画になったりすることと通じるのだろうか。…などなどと想像を膨らませているうちに、太陽系が綺麗に破壊されたあたりで大学についたのだけど、なんと!

 坊まだ乗ってた!!

 うひゃ~、講義とか会議とかない日でよかったあ!ちなみに想像過活動と運転は割と両立するので(メモを取れないので研究には使いにくいけど)、場所と時刻柄もあって前後を介護施設の車に挟まれて制限速度マイナス5の安全運転なのもばっちり覚えてて、ちなみに今は昼休み時間なわけだけどこういう道徳はまあいいや。引き続き安全運転で無駄にプラス20分くらいドライブさせられた坊は、こっちも6時前からDバイク乗り回していたのでぽけーっとしつつ、左の靴を脱いで慎ましく抗議の意を表明していました。

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