先日、3か月ぶりの美容院で「9月なのに暑いですねえ!」の挨拶ついでに、ビーサンから抜け出せなくて!と言ったら、「私も、9月1日だけスニーカーで頑張ってみたんですよねー、けどすぐ戻っちゃって」と自分と全く同じ行動なので笑ってしまった。九月最初の出勤日であった2日はローファーにしてみたのだけど、次の日からまた戻ってしまった。
ビーサンは集合的概念で、実はビーサンじゃなかったりするのだけど、裸足で履けて楽ちんなサンダルなんでも。ヒールがあったりストラップが細すぎたりするのはたぶんちょっと違う。
私は以前から少しだけ厚底のアリゾナ?(ビルケンの店で買ったのだがビルケンって書いていないので本当のところ何物かわからないが)を愛用してたのだが、今年の夏からTevaハリケーンを仲間入りさせてる。甲と踵と足首を三点で固定する面ファスナー式のEVAサンダルである。デザイン的に若すぎない?とあらかじめ妹に問い合わせたがOKとのこと。
これ、めっちゃ軽いし、足の衝撃がうまいこと和らげられるので走れる。金属とか革とか使ってないから子供と水遊びするのにこれ以上ないし、マジックテープだから各種厚さの靴下に合わせて調整できる。ビルケンのソールが、いかにもドイツっぽい健康的気持ちよさに足の持ち主をやや矯正しようとしてくるのに対して、こちらは身も蓋もなく楽。さすが新大陸、しかも西海岸って感じだ。そういえばポートランド行ったときはみんなこんなん履いてたな。足首の前側を固定するのでやや足がむくむが、それすら調節で何とかできる。保育園の玄関もたもた度もローファーやスニーカーとそう変わらない。更にいいのが旅行にそのまま行けることです。もともと踵が固定されない靴で飛行機に乗るのは…と思っていたのが、年明けの事故をみてさらに機動力が大事だという気持ちを新たにしたところ、今回は飛行機の憂いなく、旅先でも暑いさなかに旅先で靴下とスニーカーを履く憂鬱から解放された。
問題は季節であるが…。自分のルールとしては8月以外は「暑い」だけを理由にビーサンで仕事に来るのはちょっと…と思っていたのだが、いくつか抜け道を作ることにした。
1,夜25度、日中33度を超える日は8月とみなす。
2,足の爪をちゃんと塗ってたら「おしゃれのため」のビーサンと認める。
3,靴下をはいてたら「コーディネートの一部」としてのビーサンと認める。
これでいいっしょ。こうして暑い間さんざんだらだらさせておくからこそ、秋になった時に素敵なパンプスとか挑戦してもいいかなーって気持ちになるってもんです。
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